皆様、こんにちは。町田市長の稲垣こうじです。
昭和33年に町田市ができて以来、5人目の市長を担うことに、大いなる責任と緊張感を持って臨んでいます。
私はこれまで26年間、医師として地域医療の最前線に立ち、日々の診療や学校医としての経験の中で、数多くの市民の皆様と対話を重ねてまいりました。また、町田商工会議所青年部では、政策提言委員会の委員長として仲間たちと「町田大商都構想」をまとめ上げました。 これらの経験から、医療行政や地域経済の強化、そして「市民の声を行政の力に変える仕組みづくり」など、町田市にはまだ取り組むべき課題があると強く感じています。
物価高騰や少子高齢化など「先の見通せない時代」だからこそ、今ある資源を最大限に活かし、新たな価値を生み出す「創造力」が求められています。行政の力だけですべてを解決することは難しいかもしれません。だからこそ、地域・民間・行政が力を合わせる「町田ワンチーム」でのまちづくりが不可欠です。
医師として患者さんの立場で物事を考えてきた経験を活かし、常に市民の皆様の目線で声をよく聞き、逃げずに、ブレずに、課題解決に努める市役所でありたい。43万人の市民お一人おひとりが愛着と誇りを持ち続けられる「誇れる町田」の実現に向け、全力を挙げて取り組んでまいります。
三位一体改革と行政経営改革
20年先、30年先を見据え、医療・福祉・子育て・地域経済を横断的に結び付け、町田から持続可能な社会モデルを発信します。そのための「三位一体改革」と「行政経営改革」を推進します。
市民の皆様がいざという時に安心して頼れる、強靭な医療・福祉体制を築きます。
・市民病院の改革: 喫緊の課題として、救急医療体制を強化するとともに、病院経営の改革を進めます。
・健康寿命の延伸: 地域全体での見守り機能の充実や、フレイル予防・認知症予防を推進し、高齢者の皆様の社会参加を後押しします。
・子育て支援: 子育て世帯の方が安心できる、切れ目のない支援体制を整えます。
・多様な教育: 共感と対話を大切にし、思いやりを育む教育を通じて、子どもたち自身が能力を引き出し合い、誰一人取り残さない共生社会を実現します。
現役世代が活躍し、まちの活力を高めるためには、企業誘致や地域経済の拡大が急務です。
・中心市街地の再開発: 町田駅周辺に大きな集客力を持つにぎわいの核となる施設を整備し、市民協働で稼げる中心市街地へと変えていきます。
・ワクワクする回遊網: 東の鶴川駅、西の相原駅、南の南町田グランベリーパーク駅から市内へ回遊していただける、何度でも訪れたくなる仕掛けづくりを進めます。
これら3つの柱をスピード感を持って推進するため、市役所そのものが持続可能でなければなりません。そのために、 新公会計制度や行政サービスのDXなど、これまでの先進的で経営感覚を持った取り組みをしっかりと継承します。また、 職員の意欲向上や人材育成を強化し、より一層の行政経営改革を推進します。